原子力国民会議発行の「真相究明」の紹介

原子力国民会議の発行物の1つとして、「真相究明」が発行されている。メディアによる報道や政府・諸団体の活動について、それらの深層にあるものを掘り出して伝えることを目的としている。2018年2月に第1号を発行して以来、27号を数える。これまでどのようなテーマが取り上げられてどのように掘り下げられたか振り返ってみたい。

（１）日本のメディアや一般の方に再エネ信仰が蔓延している。再エネ自体は大切なものであるが、その変動性により主幹電源にすることは極度に困難であること、エネルギー密度が低く大きな場所を占めてしまうことを忘れてしまっている。したがって合理的な使い方をすべきである。

（２）一部の国民の再エネ信仰を、政治利用する政治勢力がある。世界の原子力の現状を学び、日本の進むべき道を誤らないように政治利用は慎むべきである。

（３）原子力規制委員会は、独立した第3条機関である。規制者として大きな権力を持っている。使い方によっては日本の原子力をつぶしてしまいかねない。それを防止するため、規制の原理・理念・倫理を一層明確にするとともに、規制活動に当たっては、被規制者との十分な対話を行うべきである。

　今後も、メディア報道や政府・諸団体の活動について、表面的には見えない深層にある様々なものを抉り出し、皆様の評価に問いたいと考えている。また、皆様からの投稿も歓迎いたします。

原子力国民会議茨城支部では、今後、この「真相究明」シリーズを発行順に順次紹介していきます。是非、ご覧ください。

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